「カウラ日本庭園」に支援募金を行いました。
2020.08.11更新
オーストラリア南東部カウラ市にある「カウラ日本庭園」が新型コロナウイルス対策の外出規制による休園が続いたため、財政難に直面しています。
同庭園では、9月に予定している恒例の「サクラ祭り」の運営費として募金を呼び掛けており、当協会では2019年にカウラ日本庭園を訪れたカウラ訪問団員へ募金協力を呼びかけ、総額418,100円の募金が集まりました。
募金の全額を「カウラ日本庭園文化センター」へ寄付させていただきました。
現在、カウラ日本庭園では、外出制限の緩和に伴い、客足を戻すための様々な工夫がなされています。日豪友好の証しとして、今後も多くの方々に見守られつづけることを願っています。
カウラ日本庭園とは
カウラ市は、第二次世界大戦中に日本人兵士の収容所があった場所で、捕虜となった日本人が脱走した「カウラ・ブレイクアウト」と呼ばれる事件がありました。そんなカウラ市にある「カウラ日本庭園」は、日本人犠牲者を追悼するため、1979年に造園された南半球では最も面積の広い日本庭園です。