2021年度 講演会開催いたしました 

7月15日(木)ヒルトン福岡シーホークにて、講演会を開催いたしました。講演会に先立ち、当協会会長の瓜生より、ご挨拶をさせていただきました。会長の瓜生からは、昨年度の活動がコロナ禍の影響によりほとんど中止となったなかで2019年から2020年にかけて、オーストラリアの広範囲に 甚大な被害をもたらした森林火災と、来場者減による財政難に苦しむカウラ日本庭園への支援活動、その後、在日大使館で行われた贈呈式の模様などをご報告したのちオンライン国際交流会・英会話教室・会報誌の発行など、協会としての今年度の新しい試みについてもお話しさせていただきました。

その後、日本ソムリエ協会福岡支部副支部長であり国際ソムリエ(ゴールド認定)でもいらっしゃる野村大智様より「オーストラリアワインの産地とその特徴」と題し、講演をしていただきました。オーストラリアのワインの歴史や世界の産地と比べたオーストラリアワインの特徴、様々なワイナリーが、広大な国土でそれぞれの気候を活かした特徴あるワインを作っていることなど興味深いお話を聞かせていただきました。

講演会 後半は、テイスティング。
(白)ジムバリー ザ・ロッジヒル リースリング (輸入元:ジェロボーム)
(赤)ピエロ ファイアーガリー カベルネソーヴィニヨン・メルロー (輸入元:ヴィレッジ・セラーズ)
2種類のワインについて、香りや味わいの特徴などの説明を聞きながらのティスティングをいたしました。

キリリと冷えた、爽やかな香りの白ワインに対して、タンニンを感じつつも夏らしい軽やかさのある赤ワイン。二つの個性的なワインをソムリエのお話を聴きながら味わう体験は、ゲストの皆さまにとっても特別なひと時となったことでしょう。

講演後の質疑応答では、「コルクとスクリューキャップのワインの違いはあるのか?」「オーストラリアで飲んだシェリー酒がおいしかったがオーストラリアでシェリー酒の生産量や評価は?」「本日試飲したワインと似た味わいの日本産ワインが知りたい」「オーストラリアといえばPenfoldsだが、レストランではあまり見かけないのはどうして?」「オーストラリアでよく見るBOXワインのクオリティについて」など、ワイン好きの皆さまならではの興味深い質問が次々と飛び出し、充実したひと時となりました。

コロナ禍という状況ではありますが、感染防止対策を実施し
このように会員の皆さまにお会いすることができ、楽しいひと時を過ごせましたこと、協会事務局一同、心より感謝申し上げます。
今後とも、日豪の交流のために活動を続けてまいりますので、ご理解・ご協力よろしくお願いいたします。

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